さいきんの本(5月19日)

先週から思いつきではじめた「さいきんの本」という日記、週1とかいってしまって危うく最初から続かなくなるところでした。

早足でいきます!

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馬場わかなさんに初めてお会いしたのは、たしかニカさんのライブで。
屋上として最初の本『二階堂和美 しゃべったり 書いたり』で、わかなさんの撮影されたニカバンドの写真を使わせていただき、そのあとでご挨拶させていただいたんだったような。
それ以降、様々な場所でお会いして話させていただくこともあり、わたしはわかなさんのお人柄と雰囲気に会うたびガツンガツンやられているんですが(表現が変ですみません、カッコイイんです)、やっぱりそのお写真にも、ガツンガツンやられっぱなし。

雑誌などで写真を見かけるときも、みんながもう声を揃えていうようにわかなさんの撮る人の写真はすばらしい、料理も美しい、のですが、それはそれとして!っていいたくなるくらい、この『人と料理』の写真はまたすてきでした。

『人と料理』/馬場わかな/アノニマ・スタジオ

この間、珍しく恵比寿での仕事の合間に時間があったので「わかなさんの写真のパネル展やってるんだ!」と思い出して代官山蔦屋に行ったら前日までで、わたしの行った日はなんだかすごいハイソなフリマをやっていました。わたしが新品で買うものの10倍くらいの価格感のフリマでした。

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これは”さいきん”ではないんだけど、「みんなあれ読んだ!?」って言いたくなる一冊、『バッド・フェミニスト』。
まったくピンとこない固有名詞も多いから読み飛ばしつつ読んだのですけど(すみません)、気持ちがスッキリしながら笑えて「あはは、わたしもフェミニストだったわ」みたいなざっくり加減で考えることができて、自分にとってすごくありがたい一冊でした。


『バッド・フェミニスト』/ロクサーヌ・ゲイ/野中モモ 訳/亜紀書房

好きな一文を。

女の友情は意地悪で有毒で競争がつきものだという文化的神話は無視すること。この神話は言ってみればハイヒールと小さなハンドバッグのようなもの――きれいだけれど女性の動きを「鈍く」させるようにデザインされています。

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単行本が2007年に出たときから読みたいなーきっと面白いだろうなーと思っていたけれど読まないままに来てしまった『ぼくには数字が風景に見える』を文庫で見つけたので読んでます。やっぱり面白かった。ていうか見つけたって書いたけど2016年に出ていた……。
わたしは発達障害の当事者研究のようなものに興味があるんですが、そういったものとも違う感触で、小説のように読めます(古屋美登里さんの訳によるところも大きいのかも、それは原文の読めないわたしにはわからないのですが)。

『ぼくには数字が風景に見える』/ダニエル・タメット/古屋美登里 訳/講談社文庫

前半を読んでいて、ひと(自分)の感覚というものをこうして掘り下げて描くということをすれば、誰でも少しずつ違うはずで、その差異の大きさはあれど、違いこそを大事にしないといけないのだなー、と思ったりしました。中庸に近いところにいると、何かに対してみんな同じ感覚を抱くように思ってしまうけれど、そんなはずはないわけで。あ、まとまらないのでこのへんで失礼します!

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しかし本当に写真がへたなので書影をべたっと貼り付けたほうが魅力的なのではないかと思うんですが、写真のほうが「手元にある感」があるので、ちょっとがんばってみます。


2017-05-19 | カテゴリー さいきんの本, 屋上日記, 未分類 |