さいきんの本(5月11日)

こんにちは、編集室屋上の林です。

ブログを書こうと思えば思うほどうまくいかないので、ちょっと試しに定期的に本について書いてみることにしました。
といっても書評も感想文も苦手なので、「こんな本読んでいる」「この本が気になっている」というくらいのものです。
だれの役にも立たないかもしれませんが、SNSなどで「これ読んだ!」というだけで「おっ」と気になることもあるし、ちょっとは楽しんでくれる方がいるかもしれません。
自分のメモにもなるし、という気持ちもありますが、でもこれをアップして今日の夜中には「ああああああ読んだ本のことなんか書かなければよかったよおおおおお」となるに違いないんですけどね……。

自意識に負けずに書きます。

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先日、終了間際の世田谷美術館「花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼」展に行きました。
花森安治についての本はいろいろ読んできたし(といってもほとんど内容は忘れていますが、エッセンスは覚えているはず)なんとなくわかっていることも多いのですが、改めてその仕事を見ると圧巻で、月並みながらもっとがんばらなくては、と思うのでした。

一時期の『暮しの手帖』表紙で使われている写真(花森安治撮影)のプリントも展示されていたのですが、それがすごくよかったです。写真までうまいんかーい

見たときの気持ちを忘れないようにしよう!という決意とともに、図録を買ったので家でよく眺めています。


『花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼』図録

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主に野球関連でお世話になっている村瀬秀信さんの新刊『それでもチェーン店ばかりでメシを食べている』がおもしろいです。雑誌『散歩の達人』連載の単行本化2冊め。世の中には「ちゃんとしておいしい」ものもたくさんあるのを知りつつある30代ですが、でもチェーン店、好きっすわー、という気持ちを素直に素直に、何も他意なく持ち続けたいと思うものです。だってチェーン店好きじゃなかったらこの本の楽しさわかりませんよ。

『それでもチェーン店ばかりでメシを食べている』/交通新聞社

影響を受けています↓

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わたしは川上未映子さんのエッセイがほんとうに本当に好きです。『週刊新潮』の連載「オモロマンティックボム!」は気づいたら読むくらいの感じで、その連載から厳選したエッセイ集が文庫になったので読んでいます。ご本人もまえがきで「ひとつひとつの文量がちょうどいい」と書いているとおりで、まああの週刊誌連載の長さという感じですので本当に「ちょうどいい」。風呂読書本としても長さ、軽妙さはちょうどいいのですが、とはいってもたまに心にズバっと来てしばらく考え込んでしまったりすることもあります。

『すべてはあの謎にむかって』/新潮文庫

あ、そういえば、この装画と挿絵を描いていらっしゃるレイキンさんこと多田玲子さんの個展にも先日行きましたが、まーすばらしかったです!

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番外編

さいきん、家にコデマリの木を植えまして。
「コデマリのある家」というのがずっと憧れだったんですが、そのきっかけが「もりはおもしろランド」シリーズの登場人物(?)「こでまりの木の下に住むねずみのおじょうさん」。のちにサンドイッチやさんを開業。

『もりのサンドイッチやさん』/偕成社
もりでのドタバタストーリーが面白く、「ぽっぺん先生」の舟崎克彦さんによる挿絵がこどもの頃大好きでした。2歳7ヶ月の娘には話が長いようで読んでも1ページで脱落しますが。

最近の娘のお気に入りはこちら(アンパンマン以外では)。


『おでかけのまえに』/福音館

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では、また来週!

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2017-05-11 | カテゴリー さいきんの本, 屋上日記 |