編集室屋上 新刊のお知らせです

やっと、やっとお知らせできる日がきました。

編集室屋上から、1年半ぶりの新刊は
ながさわたかひろさんのライフワーク〈に・褒められたくて〉の単行本です。

ながさわさんのこと、ご存知ない方もいるかもしれません。
「野球の人!」って思う方も多いと思います。(ヤクルトスワローズの全試合を描く絵描き、でもあります)

でも、でも、ながさわさんの本領は、「野球」だけじゃないんです!
知らない方も、無名の人だと思ったら、度肝を抜かれます!

今回の作品〈に・褒められたくて〉は、ながさわさんが自分の好きな人にアポなしで「あなたの絵を描かせてください」と突撃、OKをもらえたら絵(版画)を描いて、また本人に渡しに行き、そこで本人にコメントとサインをもらう、ということで完結する作品です。
ながさわさん本人による「まえがき」から抜粋します。

〈に・褒められたくて〉は、しみったれオトコが、それでも前を向いて、大好きなアノ人と正面切って向き合うために果敢に挑戦していく、その様を追ったドキュメントだ。「アナタを描かせて下さい!」その一言から始まる愛の版画シリーズである。できあがったら二枚刷り、一枚をご本人に渡し、そしてもう一枚にコメントを頂戴することで完成する”コラボ”作品。制作に至る過程と、サインをもらえたりもらえなかったりの悲喜交々をまるごと作品として見ていただこうと思った。ちょうどブログが流行し始めたころで、その工程を公開するのにも都合が良かった。そのどれもが大事な作品だけど、この本に収録したのは泣く泣く厳選した30人だ。

30人とは、掲載順に

吉田照美/野村克也/会田誠/あがた森魚/大林宣彦/鈴木慶一/タケカワユキヒデ/ピエール瀧/高田文夫/おすぎ/市川準/篠原勝之/唐十郎/ヤン・シュヴァンクマイエル/四谷シモン/大竹まこと/直枝政広/みうらじゅん/ケラリーノ・サンドロヴィッチ/山里亮太/春風亭昇太/柳家喬太郎/樋口真嗣/蛭子能収/ムッシュかまやつ/大根仁/三遊亭白鳥/渡辺祐/武田鉄矢/平野甲賀

……のみなさん。
ながさわさんが影響を受けたり、好きでたまらなかったりする人たちです。
この人たちの並びを見れば、ながさわさんがどういう人が、なんとなくわかるんじゃないかなと思います。

作品集といっても、作品が並ぶだけではありません。
208ページ、ほとんど文字ばっかりです!
上記「まえがき」にもある、「制作に至る過程と、サインをもらえたりもらえなかったりの悲喜交々」を、ほとんど書きおろしてもらいました。

ブックデザインは佐藤亜沙美さん、
「解説」をえのきどいちろうさんに書いていただきました。
佐藤さんの発想は本当に素晴らしく、作品の意図も深く理解してくださり、最大限魅力を発揮できる、ダイナミックな本に仕上げてくださいました。
えのきどさんがながさわさんのことを話すのを聞いて、ながさわさんの作品をより深く理解できたとわたし自身思っていて、みなさんにもその体験をしてほしいと思いお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。衝撃の一文で始まっています!

さて、これからようやく本腰を入れて営業活動!
子どもを背負って書店さんに行かなくては。
本のことは、また少しずつ書いていこうと思います。

最後に詳細を。

に・褒められたくて
版画家・ながさわたかひろの挑戦

ながさわたかひろ・著

A5版/208ページ/1,800円+税/コデックス装
4月17日頃発売
ISBN 978-4-9906105-4-8
ブックデザイン:佐藤亜沙美(サトウサンカイ)

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2016-03-18 | カテゴリー 屋上おしらせ, 屋上日記 |